【ロボコンやまなし 2021】生産技術科(都留キャンパス)対戦型球入れロボット競技 「優勝」、「準優勝」、「牧野賞」、「アイデア賞」4冠の大躍進!!

2021年11月19日

昨年は中止された『ロボコンやまなし』の自由参加部門 「対戦型球入れロボット競技」が、令和3年11月13日(土)「アイメッセやまなし」にて2年ぶりに開催されました。

生産技術科(都留キャンパス)からは2年生2名が製作したロボット2台が出場しました。今年は韮崎工業高校から7チーム、富士学苑高校から1チームが出場し合計7台のロボットが熱戦を繰り広げました。

 

対戦型球入れロボット競技は、ロボットが1試合3分間の制限時間内にフィールドに散らばっている球の中から自分のチームの色の球を集め、それを床面から頂点までの高さが1mのかごに投げ入れます。そして2試合(計6分)でのかごに入れた球の合計を競い合うものです。競技は、予選の上位4チームが準決勝に進み、準決勝での上位2チームが決勝で優勝を争います。

 

今年から大学生以上の参加チームのロボットは、「ワイヤレスでコントロールする」というルールに変更されたことから、スマホをコントローラにして、ロボットとBluetoothで通信を行う方式としました。

予選では、ロボット「なーしんや3」は29個の球を投げ入れて堂々の予選1位。ロボット「普通科」は27個で予選2位となり、ともに準決勝進出となりました。

準決勝でも2台は安定した球入れで、「普通科」は合計22個、「なーしんや3」は合計29個。この2台が決勝進出!決勝戦は夢の産短大対決となりました。(^^)v

 

決勝戦では、「なーしんや3」は前半16個、後半14個で合計30個。「普通科」は前半17個、後半13個で合計30個。非常にハイレベルな戦いで合計点は同点。そこで3分の延長戦となりましたが、最後の最後で「なーしんや3」がマシントラブル。幾度か停止してしまい、入れた球は4個。それに対し「普通科」は順調に球を入れ続け17個。「普通科」が優勝、「なーしんや3」の準優勝が決定しました。

2台のロボットは、各試合で安定した20個以上の球入れが評価され、2台そろっての※「牧野賞」受賞となりました。また「普通科」は「アイデア賞」を併せて受賞し、生産技術科で4冠受賞となりました。

※「牧野賞」は産業用スカラー型ロボットの生みの親である牧野洋博士(山梨大学名誉教授)の功績をたたえた賞で、すべてのロボコン競技の中で技術が優れていると評価されたロボットに贈られる賞です。

これで2017年、18年、19年、今年と生産技術科(都留キャンパス)から出場したロボットが優勝し、4連覇を飾ることができました!(^^)!