令和6年8月3日(土)山梨産業短大都留キャンパスにてイベントが開催されました。朝からあつい日差しが照りつける中、集まってくれたのは、都留市内の小中学校に通う15名のものづくりが大好きな子供たちです。
都留市では、市内小中学生を対象とした体験学習塾「のびのび興譲館」を実施しており、その活動の一つとして少年少女発明クラブがあります。今年は、山梨産業短大都留キャンパスを会場として、生産技術科の先生の指導のもと、ダンボールを使った望遠鏡づくりを実施しました。
工作を始める前に、生産技術科の設備を見学しました。金属が削れる!と聞いた時のみなさんの驚いた反応がよかったです。また、ボール盤(金属に穴をあける機械)は発明クラブの教室にも置いてあるとお話がありました。自分の知らない身近にも、工作機械はあるのかもしれませんね。
さて、お待ちかねの工作です。
まずは先生と一緒に望遠鏡の仕組みを勉強します。眼鏡(近視・遠視)のたとえをしながら、凹レンズ、凸レンズの性質を理解してもらえたようです。写真は焦点距離を測ってもらっているところです。早く工作がしたくてうずうずしている子もいました。
説明が終わると、先生から工作に使う道具が配られ、説明に沿ってひとつづつ作業を進めていきます。工作用紙をカッターで丸く切ったり、レンズ同士を張り付ける作業など、全体をとおして集中して一生懸命取り組んでもらいました。望遠鏡のもととなる筒を切る作業は苦戦したようです。
望遠鏡を完成させた子は、さっそく望遠鏡をのぞき込み窓の外を見ていました。「さかさまに見えるぞ!!」と完成を喜ぶ声が多くありました。
全員が望遠鏡を完成させることができました!
自宅に持ち帰って、楽しく安全に楽しんでもらえたらと思います。