令和6年10月22日(火)、塩山キャンパス・都留キャンパス 生産技術科2年生が産業用ロボットの特別授業を受講しました。
山梨県が誇る、産業用ロボットをはじめとする工場用自動化設備の世界的トップメーカー「ファナック株式会社」から講師をお招きし、両キャンパスの生産技術科2年生が産業用ロボットについて実習を交えながら学びました。
本科の学生の多くが就職を目指す生産工場では、多数の自動化設備が稼働するFA(ファクトリーオートメーション)化が進んでいます。その中でも産業ロボットは、今後の労働力減少や人材不足に対する解決策として、また生産性向上の切り札として注目されています。
講義では、産業用ロボットの概要や、ロボットを活用した自動化の事例などを丁寧に説明していただきました。
講義に加え、実際の ※1 協働ロボットを使った実習では、※2 ティーチングなどの実務を学ぶことができ、ロボットに関する理解が深まりました。
※1 協働ロボット:人間と共に作業を行うことを目的としたロボット。通常の産業用ロボットとは異なり、協働ロボットは安全性が高く、直接人間と接触しても問題がないように設計されています。
※2 ティーチング:ロボットに特定の作業を学習させるプロセス。これにより、ロボットが自動的に作業を実行できるようになります。
質疑応答の時間は、講師の方から、ロボットに関すること以外に、社会人としての心得なども指導していただき、学生たちは熱心に聞き入っていました。
ファナック株式会社の講師の方、長時間にわたってご指導いただき、ありがとうございました。