2月14日(金)、FAシステム実習で構築した独自のシステムの発表会が行われました。FAとは、ファクトリーオートメーションのことで、工場の自動化を指します。本来は工場での製造や組立などの生産ラインを自動化するシステムに限定されますが、実習ではそれだけにとどまらず、自動化機器を制御する技術を用いて、生産ラインに限らずさまざまなシステムを構築することを目指しています。このように比較的自由度の高い実習内容となっています。
今年は2年生が2班に分かれてシステムを構築し発表を行いました。その成果を報告します。発表会には、校長先生をはじめ、1年生、電子技術科の先生、情報技術科の先生・学生などが参加してくださいました。
今年のテーマは「人生ゲーム」。2班とも、前半と後半に分けてそれぞれオリジナルのシステムを構築しました。前半と後半を通して「人生ゲーム」を楽しめる非常にユニークな内容となっています。ベルトコンベアや回転テーブルなどを活用し、駒を進めたり、ルーレットを回したりするなど、自動化された「人生ゲーム」で遊ぶことができます。
前半パートでは職業選択から結婚または独身の決定まで、後半パートでは出産から人生の最後までを模して、さまざまなイベントによって財産が増減するなど、実際の「人生ゲーム」を再現した楽しい内容に仕上げることができました。
発表会の最後には1年生が2チームに分かれて、「人生ゲーム」で競い合いました。ゲーム終了後、1年生からは「楽しかった」「来年はもっと良いものを作りたい」などの感想が聞かれました。
皆さんも、挑戦してみませんか?