電子技術科(都留キャンパス) No.497
令和7年9月10日(水)
こんにちは!今回は、電子技術科(都留キャンパス)2年生の授業「電子回路製作実習」の様子をご紹介します📡
この授業では、白い台紙に描かれた黒いラインに沿って自動走行する模型自動車「LTC(ライントレースカー)」を題材に、電子回路の設計方法を学びます。
前期(4〜9月)を通して、学生たちはLTCの動作原理を理解しながら、自分の手で電子回路を設計・製作し、走行性能の向上に挑戦してきました。
授業の最終回では、完成したLTCで競技コースを1周するタイムを競う「タイムアタック」を実施!
今回は、その取り組みの様子をレポートします💨
🚗LTCの最終調整
タイムアタックに向けて、学生たちはスピード、センサの位置、車体のバランスなど、細部にわたる調整を行っていました。
「どうすればもっと速く走れるか?」と何度もテスト走行を繰り返し、改良を重ねる姿が印象的でした。
教室には落ち着いた緊張感が漂い、ひとつひとつの作業に丁寧に向き合う様子が見られました。
🏁タイムアタック本番!
いよいよ競技開始!それぞれのLTCがコースを走行し、タイムを計測します。
🔹M君の記録:37秒08
安定した走行で見事完走!細かな調整の成果がタイムにしっかり表れました。
🔹Y君の挑戦
最後の調整が思うようにいかず、再チャレンジすることに。悔しさをバネに、次回の走行に向けて意欲を高めていました。
学生たちはお互いの走行を見守りながら、言葉をかけ合っていました。
✨まとめ
この実習を通して、学生たちは電子回路の知識だけでなく、試行錯誤を重ねる力や、課題に向き合う姿勢も身につけました。
LTCの設計・製作とタイムアタックという実践的な課題への取り組みが、学びの実感を深める機会となったようです。
授業は前期を終え、これから補習や後期へと続いていきます。
今後も【授業☆しょ~かい】シリーズで、学生たちの学びの姿をお伝えしていきますので、ぜひご注目ください!