2月16日(金)、FAシステム実習で構築した、独自のシステムの発表会を実施しました。FAとは、ファクトリーオートメーションのことで工場の自動化を表します。よって、本来は工場での製造や組立といった生産ラインを自動化するシステムに限定・・・といいたいところですが、これだけではちょっと硬いので自動化機器を制御する技術を用いて、生産ラインに限らず自由な発想でいろいろなシステムを構築しよう!という比較的自由度が高い実習になっています。
今年は2年生が4班に分かれて各班で何を作るか話し合い、それぞれ知恵を出し合ってシステムを構築し、その成果を発表します。発表会には、校長先生をはじめ1年生や事務室の職員も来てくれました。その様子を報告します。
まず、C班の発表。内容はエアシリンダやボールねじを使った「〇×ゲーム ワークVer.」と命名されたいわゆる3並べゲーム。プログラムや機器の構成などを説明し、実際に動かします。このゲームは、コンピュータとの対戦も可能なプログラムになっているそうです。
次にB班。内容は、XとYの2軸とエアシリンダにより構成された「クレーンゲーム」。
次はA班の「ルーレットじゃんけん」。赤・黄・緑の3色をじゃんけんに見たててコンピュータと対戦し、勝ったら「WIN」の旗を揚げ、3連続で勝利すると景品がもらえるシステム。
最後はD班の「ロボット工場」。3Dプリンタで作ったロボットの胴体に頭をねじ込んで組み立てるという本来のFAシステムに近い内容です。
発表会の最後には校長先生から講評もいただき、終了後も活発な議論が続いていました。
みなさんも、挑戦してみませんか?