観光ビジネス科では、地域資源への理解を深めるため、事業者訪問を積極的に行っています。今回はホスピタリティコース「料飲業務実習」の授業で、クラフトジンのGEEKSTILLさんにお邪魔しました。
本県では、GI山梨として日本酒やワインのブランド化が進められていますが、ワインの銘醸地である甲州市に、実はジンを作っている蒸留所があります。
カクテルベースで使われることが多かったジンは、今、世界的なブームの中、ワインや日本酒のように主役として脚光を浴びています。
今回お邪魔したGEEKSTILLさんでは、代表の岸川さまが、ぶどうの花を始めとした、見過ごされてしまうような山梨にあふれる草花に着目され、ボタニカルジンとして、世界に送り出していらっしゃいます。
学生は、岸川さまの蒸留所を訪問し、ものづくりに対する熱意はもちろん、失敗を恐れず挑戦するその姿に、学生もたくさんの力と勇気をいただいたようです。
試行錯誤のなかで編み出される様々なクラフトジンの魅力に触れ、山梨県の魅力の一つとして、今後、観光の世界に羽ばたいていく学生が発信してくれることを期待します。
