【授業☆しょ~かい】外部割り込みのプログラムを設計しました!【都留キャンパス電子技術科】

(都留キャンパス電子技術科No.474)

こんにちは。
このところ猛暑日が続いていますが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

さて今回は、令和6年7月4日(木)の2限に行われた電子技術科2年生の授業『組込みプログラミング及び実習』について紹介します。

この授業では、超小型コンピュータ『マイコン』のプログラムで電子回路を操作する方法について学んでいます。今回は『外部割り込み』に関する演習問題のプログラム作成に取り組みました。『外部割り込み』とは、外部からの電気信号で、現在実行しているプログラムを一時中断して、割り込み時に行う他のプログラムに切り換えて実行することをいいます。

はじめに『PAD(Problem Analysis Diagram)』でプログラムの設計図を描きながら、演習問題のプログラムを設計していきます。『PAD』は、日立製作所で開発されたフローチャートに代わる、プログラムの開発時に使用する図形のことです。みんな、真剣に取り組んでいます。

『PAD』による設計図が完成したら、つぎはコーディングです。『PAD』で描かれた設計図を、C言語でコーディングしていきます。
ただし、『マイコン』は超小型なので、キーボードやマウス、それにモニタを接続することができないので、ノートPCを使ってコーディングしていきます。

『PAD』で描いた設計図の写真を、DHくんにとらせてもらいました。
こんな感じになります。
1枚目が『main( )関数』の設計図で、2枚目が『割り込み関数』の設計図になります。

で、つぎの写真が設計図をもとにC言語でコーディングしたプログラムのコードになります。OCくんに写真をとらせてもらいました。

コーディングがおわったら、コーディングしたプログラムをコンパイルして、機械語に変換します。もし、コンパイルが失敗したら、プログラムをデバッグしてバグを取り除きます。このとき設計図にもミスがあれば、設計図も修正します。

コンパイルが成功したら、できあがった機械語のファイルをノートPCから『マイコン』に転送します。

そしたら、転送したプログラムを実行して動作確認を行います。
もし、プログラムが演習問題の仕様どおりに動作しなければ、設計図とプログラムコードを再度、修正していきます。

どうやらプログラムがうまく動作したみたいです。

『main( )関数』の処理で、LEDが設計どおりに点灯しました。

また、押しボタンスイッチによる『割り込み関数』の処理でAD変換も設計どおりに実行されました。

プログラムが完成して先生のチェックを受けたら、つぎの演習問題のプログラム設計に取り掛かります。つぎの演習問題では、二つの『外部割り込み』を使って簡単なゲームを設計していきます。

このあと、昼食をはさんで、3限の時間も演習問題に取り組みました。

みんな、今日も1日おつかれさま☆彡
「産業技術短大の夏休みはまだ先だけど、ひきつづきがんばって猛暑をのりきろう。」
今日も『産業技術短大のTopics』をみてくれてありがとう!
また、明日からがんばろっ٩( ‘ω’ )و

それじゃ≡3 ≡3 ≡3
(都留キャンパス電子技術科No.474)

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