(都留キャンパス電子技術科No.478)
こんにちは!猛暑日が続いている中、みなさんはお元気でしょうか?
令和6年7月22日(月)は山梨県内で猛烈な暑さとなり、勝沼が39.6℃で全国1位、甲府が39.4℃で全国2位の最高気温を記録しました。今回は、そんな猛暑日の3,4限に行われた1年生のPythonプログラミングの実習について紹介します。
この授業では、プログラミング言語の『Scratch』と『Python』で、『ドローン』の自動飛行プログラムを作成することで、プログラミングの基礎を学んでいます。
これまでに、『Scratch』によるプログラミングは終了して、いまは『Python』で『ドローン』の自動飛行プログラムを作成して、指定されたコースを『ドローン』に自動飛行させています。下の写真は、実習で使っている『小型ドローン』の『Tello』になります。
自動飛行のプログラムをノートPCで作成して、ノートPCを『ドローン』にWi-Fiで接続して『ドローン』を自動飛行させます。
プログラムの命令で、『ドローン』を前後・左右・上下の移動と左右の回転をさせることができます。
プログラミング言語の『Python』は世界中でとても人気があり、『AI』、『ビックデータ』、『webアプリ』等多くの分野で使われています。そのうえ、無料でライブラリや資料がとても豊富です。
今日のプログラミングの課題は、『ドローン』による正方形の土地への薬品の散布飛行をイメージした課題で、下の図に示すような『入力条件に従った正方形の渦巻き飛行』です。スタート地点Aから離陸し四角い渦巻き状に飛行しB点で着陸します。
はじめに、課題の詳細とプログラムの考え方をモニタで説明しました。
プログラムの入力パラメータは、飛行範囲と飛行間隔です(入力したパラメータの値が範囲外のときは、エラーメッセージを表示して再入力を促します)。
飛行範囲:40~80cm
飛行間隔:20~30cm
説明のあと『PAD(Problem Analysis Diagram)』でプログラムを設計しながら設計図を描いていきます。
MHくんに『PAD』で描いた設計図の写真をとらせてもらいました。
こんな感じです。
つづいて設計図の『PAD』を、Microsoft社のフリーエディタ『Visual studio Code』を使って
『Python』でコーディングしていきます。
MYくんにプログラムコードの写真をとらせてもらいました。
こんな感じです。
コーディングが終了したら『Python』のIDLE(統合開発環境)でプログラムのデバッグを行い、バグを修正します。
プログラムが完成したら実行して、『ドローン』が設計どおりに自動飛行するか確認します。
『ドローン』を飛行させるには十分なスペースが必要です。下の写真が、専用のコースになります。このコース上空を『ドローン』が飛行します。
全員、設計どおりに『ドローン』が自動飛行したようです。
みんな、今日も1日おつかれさま☆彡
「産業技術短大は7月31日(水)から夏休みになります。」
今日も『産業技術短大のTopics』をみてくれてありがとう!
また明日からがんばろっ٩( ‘ω’ )و
それじゃ≡3 ≡3 ≡3
(都留キャンパス電子技術科No.478)