令和6年8月21日(水)、生産技術科2年生が空気圧制御の特別授業を受けました。
講師は、SMC株式会社甲府営業所の皆様です。空気圧の専門家であるSMC株式会社から講師を招いて授業をしていただくのは昨年に引き続き2回目になります。
SMC株式会社は「聞いたことがないよ」という人も多いかもしれません。取り扱う製品が一般家庭で使用するものではないためだと思いますが、実はエアシリンダをはじめとする空気圧制御関連機器の国内外販売シェアトップの大企業です。そしてこの空気圧制御機器は、工場の生産ライン自動化やロボット、半導体製造装置、自動検査機械など現代の工場設備には欠かせない機器なのです。筆者の家の中にはSMC製品は見当たりませんが、実は電車のドアの開閉もエアシリンダを使用していて、案外身近なところにもあるんですね。
まずは、空気圧制御に関する説明や、設備などの説明を受けながら、
実際にエアシリンダやソレノイドバルブなどが備えられたトレーニングキットを使って配管し、その動作を確認しました。
机上の理論だけではなかなか理解しがたい空気圧を利用した機器の制御ですが、このように実際に作業してみることで理解が深まったと思います。
SMC株式会社甲府営業所の皆様、本日は長時間にわたってご指導いただきましてありがとうございました。