【授業☆しょ~かい】のこぎり波をフーリエ級数に展開してみた!

(都留キャンパス)No.507

📅 令和8年1月16日(金)
📍 電子技術科(都留キャンパス)1年生『微分方程式』の授業より

このシリーズでは、電子技術科の授業を、高校生のみなさんにも分かりやすく紹介しています。
授業の雰囲気や「どんなことを学ぶの?」が、写真と一緒にイメージできる内容になっています。

電子技術科では、電子回路を理解するために
「フーリエ級数」や「フーリエ変換」といった数学を学びます。
今日はその中でも、のこぎり波という波形を“分解”してみる授業でした。

フーリエ級数は、
「複雑な波を、いくつもの単純な波(sinやcos)に分けて考える方法」です。
たとえるなら…
🎵 いろんな楽器が混ざった音を、
「これはドラムの音」「これはギターの音」
と分けて聞くようなイメージ。

電子回路でも、波の中にどんな“成分”が入っているかを知ることが大事なんです。

波の平均値(=直流成分)を調べます。
のこぎり波の性質から、直流成分はゼロになります。

ここからが本番。
波を作っている“振動する成分”の大きさを計算していきます。

交流成分には
・cosで振動する成分
・sinで振動する成分
の2つがあります。
のこぎり波の場合、cosの成分はゼロになります。
(波の形の“対称性”が理由です)

残った sin(nωt) の成分について、
「どれくらいの大きさなのか?」を計算します。

計算の結果、sin成分の係数が求まりました。

求めた係数をグラフにすると、
どの周波数の成分が強いのかがひと目で分かります。
これをフーリエスペクトルといいます。

次回は、周期ではない波(非周期関数)をフーリエ変換で調べる内容に進みます!

フーリエスペクトルを見ると、
波の中にどんな“音色(周波数成分)”が入っているかが分かります。
電子回路を学ぶうえで、とても大切な考え方です。
次回の【授業☆しょ~かい】もお楽しみに!

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