山梨県産のお酒を学ぶ【観光ビジネス科】

観光ビジネス科ホスピタリティコースでは、料飲業務という授業の中で、レストランで提供する飲み物、特に山梨県産のお酒について学び、観光でいらした皆さんを、もてなす知識を身につける授業があります。
今回は、山梨県のボタニカルクラフトジンのGEEKSTILLさん、農福連携のけあふぃっとふぁーむさん、そして産地の文化や生産者さんの思いをより多くの方に届ける勝沼図書館に、フィールドワークでお邪魔しました。

GEEKSTILLさんでは、捨てられてきたぶどうの花や、ご高齢で収穫ができなかった農家さんから仕入たゆずやカキなどを大切に使って作られたジンなど、様々な香りをかがせていただき、また、地域やものづくりに対する熱い思いを伺うことができました。

けあふぃっとふぁーむでは、あらゆる方が活躍できる場を作るというミッションのもと、農業×福祉で、ぶどうやワイン、アイスクリームやジャムなどを生産されており、6次産業化の現場を見せていただくことができました。

勝沼図書館では、産地の歴史を大切に保管し、更にそれを広く発信するなど、その素晴らしい取り組みが高く評価されており、ワインの造り手と、ワイン愛好家、そして産地に暮らす子供たちへの文化の継承など、図書館と地域とのあゆみを知ることができました。
山梨県の魅力は、豊かな資源が、様々な方の思いによって、更に素晴らしいものとなって、提供されているところです。その思いを知った学生たちが、今後、どんなサービスをしてくれるか、とても楽しみです。