電子技術科

Topics

電子技術科

人工知能やロボットと共存する近未来を支える電子工学分野で活躍できるエンジニアを目指します。

身につくチカラ

工学系数学/工業系数学の専門科目への応用力

工学の分野で必要となる数学力を有し、専門科目に応用することができる。

電子工学分野の専門的な課題解決力

電子工学分野の知識・技術を有し、これらを駆使して電子工学分野の専門的課題を解決することができる。

電子工学システムに関するデザイン力

電子工学技術を生かし、ハードウェアとソフトウェアが融合したシステムをデザインして作り上げることができる。

エンジニアとしての総合的な力

自分の考えや技術的内容を書面や口頭で表現するコミュニケーション能力を身につけ、相手の考えを理解して議論を交わすことができる。

学びのポイント

数学を学び『考えるチカラ』を磨く

習熟度別の選択授業で、モノづくりで必要な数学(工学系/工業系)を学び『考えるチカラ』を磨きます。

ハードウェア技術とソフトウェア技術

ハードウェア(電子回路)からソフトウェア(マイコンプログラミング)まで学び、これらを融合した電子工学システムをデザインする力を身につけます。

電子工学の基礎からより専門的な内容まで

数学力に基づく『考えるチカラ』を駆使して、電子工学の基礎からより専門的な内容まで学びます。

カリキュラムマップと主な履修科目

学科

情報工学
電子工学
制御工学
アナログ回路
デジタル回路
IoTとセンサ工学
A・I IoTシステムデザイン
※科目名はキャンパスで一部異なります。

実験・実習

アナログ回路実験
デジタル回路実験
電子製図実習
制御工学実習
C言語プログラミング及び実習
組込みプログラミング及び実習
Pythonプログラミング及び実習

授業の特色

学生一人ひとりが、習熟度別の少人数制選択科目で電子工学に必要な数学(工学系/工業系)を学びながら「ものづくり」に必要な『考えるチカラ』を磨き、専門知識と技術を着実に身につけます。講義で得た理論を実験・実習でリアルに体験しながら実践的な技術を習得します。

PythonプログラミングとAI・IoTシステムデザイン

AI(人工知能)システム開発における標準プログラミング言語であり、データ分析、Webアプリケーション、事務作業の自動化などの業務で広く使用されているPython(パイソン)を基礎から学び、機械学習の入門まで学習します。また、Pythonを用いて、AIとIoTを組み合わせたシステム設計とデータ分析について学びます。

制御工学

工場の機械を自動で動かす仕組みを学びます。スイッチやリレーを使った基本の制御から、ラダーを用いてプログラミングするPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)を活用した高度なシステムまで、実際の仕組みを理解しながら学習を進め、自動化技術の基礎をしっかりと習得できます。

アナログ回路・デジタル回路

アナログ回路やデジタル回路を基礎から応用まで学びます。講義だけでなく、実験・実習でリアルに回路を製作して動作を確かめることで、トランジスタやオペアンプを使った回路や、コンピュータの基本となる論理演算回路を学び、電子回路の設計・開発スキルを磨きます。

卒業研究

講義や実験・実習で学んだ電子回路を組み合わせて、『考えるチカラ』を発揮して学生自身がテーマを設定して挑戦します。アイデア出しから設計・製作までを自分で進めることで、ものづくりのスキルと主体性を養う実践的な授業です。

就職・進学状況

電子工学は、あらゆる産業や私たちの生活において、いま最も注目されている「IoT」「ロボット」「AI」などに応用されている技術です。そのため、電子技術科の卒業生は、その専門性を活かし、いろいろな業界で活躍しています!

主な就職先企業

菊水エムズ㈱日産自動車㈱
㈱加藤電器製作所日邦プレシジョン㈱
コニカミノルタメカトロニクス㈱㈱韮崎電子
サン・エム・システム㈱フジテック㈱
昭和産業㈱パナソニックコンシューマーマーケティング㈱
大同信号㈱富士電機㈱山梨工場
㈱テージーケーメタウォーターテック㈱
中村エンジニアリング㈱リバーエレテック㈱

進学先

  • 関東職業能力開発大学校 応用課程 生産電子情報システム技術科